地中海に浮かぶ島国マルタのSIMカードとWi−Fi事情についてまとめてみました。マルタに行かれる方は参考にしてみてください。
マルタのWi-Fi事情について
マルタでは空港やカフェ、レストランなどでフリーWi-Fiが飛んでいるところがありインターネット事情は悪くないです。速度が遅い場合はありますが、フリーWi-Fiでも問題ないです。
ホテルにもWi-Fiがあり速度も快適です。
これだけインターネット事情が良いとSIMカードなんていらないと思うかもしれませんが、あると便利です。
場所を選ばずにインターネットを利用でき、Google Mapや翻訳アプリを使ったりできるので旅行や留学生活が快適になります。インターネットの速度も早くストレスなく使用できます。
またパスワードを入力しないフリーWi-Fiには危険もあるため、フリーWi-Fiを使う際には注意が必要になってきます。
そう言う事を気にせず、ストレスなしに旅行や留学生活を楽しむにはSIMカードを買うことがおすすめです。
海外でSIMカードを使う準備
海外でSIMカードを使うためには、SIMフリーの携帯を持っている必要があります。
自分の携帯がSIMフリーであるか確認し、SIMフリーでない方は日本にいる間に携帯ショップに行ってSIMフリーにしておきましょう。
また、SIMフリーにすることができない人は、グローバルWiFiを持って行くことでインターネットが自由に使えるようになります。
買うべきSIMはこれ!マルタの携帯キャリア3社を比較
マルタにはVodafone(ボーダフォン)、Go(ゴー)、Melita(メリタ)の3社のキャリアがあります。
結論から言うとMelita(メリタ)が一番安いです。
旅行者はSIMカード本体を購入してそれに料金をチャージして使うプリペイド式を利用することになります。難しそうに聞こえますが、店員さんにやってもらえば難しくありません。
購入にはパスポートが必要です。
Vodafone(ボーダフォン)
Vodafoneはマルタ国際空港内にある唯一の携帯ショップです。空港内の携帯ショップで確認したところ料金は以下の通りでした。(2020年1月時点)
SIMカード本体:20ユーロ
1GB:5ユーロ(1週間利用可能)
SIMカード本体を購入するだけで20ユーロ必要との事です。これにさらにチャージの金額が必要になります。この時点で高いと判断し詳細は確認しませんでした。
空港でどうしてもSIMカードが欲しい人以外は買わなくて良いと思います。
Vodafone(ボーダフォン)ホームページGo(ゴー)
Goは実際の店舗へ行っていないのでネットで調べた結果をまとめます。
SIMカード本体:10ユーロ
500MB:5ユーロ(4週間利用可能)
Go(ゴー)ホームページ店舗はスリマ地区、セントジュリアン地区にあります。
Melita(メリタ)
おすすめはメリタです。
(2020年1月時点の料金)
SIMカード本体:無料
1GB:5.20ユーロ(4週間利用可能)
3GB:10.40ユーロ(4週間利用可能)
SIMカード本体が無料なので、実質必要な料金はチャージ料金のみです。
ただし、店員いわくチャージは10ユーロ単位とのこと。つまり3GBが必要なら20ユーロをチャージしないと買えないとのことです。10ユーロのみのチャージでは1GBのみ。10−5.20=4.8ユーロは余ります。
何も言わないとSIMカードにチャージされていない状態で渡される場合があるため、チャージまでしてもらうように店員さんにお願いした方が良いです。
追加でチャージが必要であれば必要容量を記載して16860の番号へSMSを送ることでチャージができるとのことです。
メリタの店舗はバレッタ地区にあるため、観光ついでに立ち寄ることができて便利です。
結論
マルタの携帯キャリアを3社比較しましたが、旅行者の視点で考えると一番安くSIMカードが購入できるのはMelitaです。使用頻度にもよりますが、1GBあれば一週間くらいの滞在であれば足りると思います。Google Mapはデータを結構消費するので使い過ぎには注意してください。
留学する人は語学学校でSIMカードが無料で配布されることがあるようです。滞在期間も長いですので、自分の都合に合わせたプランを検討してみてください。
英語が不安という方は日本からグローバルWiFiを持って行くことも検討してみてください。